葵ワーキング

荷揚げについて7(完結編)

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荷揚げについてもうすでに7回目

今回でおそらく最後になると思います。

(なにか補足があれば別の機会に)

 

今回の内容は、以前書いたどういう人が荷揚げをやっているのか、に書こうと思いましたが、全部書くと相当な量になるので今回にまとめました。

荷揚げの豆知識といったところでしょうか。

以前より、荷揚げは体力が不可欠という説明はしてきましたね。
故に荷揚げ屋はデカ~いキン肉マンが多いです。

しかし、実は荷揚げ屋は体が小さい人のほうが有利だったりします。

狭い所に重い荷物を運びこむのが荷揚げ屋の主な仕事です。
現場は狭い所が多いですから、体が大きいとつっかかっちゃったりします。

酷い所だとアスレチックジムみたいに肩幅分しか通らない所もあります。

180センチ以上の人は足場板の下をくぐる時、ずいぶん苦労していました。
そこからヘルメットも被るので、よく頭をぶつけていました。
(その分パワーはありますが)

つまり、体が小さい人のほうがいいという事ですが・・・。
どう考えたって、体が大きいほうが力は強いのが普通ですよね。

二律背反。小さくたって力持ち!

マンガにはよくいますが・・・
そんな人、現実には滅多にいませんよね・・・。

 

しかし!ベテラン荷揚げ屋の中には結構いたりします!
小柄なのにまるでK1選手のような体つきです。

いわゆる細マッチョ?
中には小兵力士みたいな人もいます!

体格のハンデを乗り越えたとき、非常に重宝されます。
60キロ前後の体で、自分の体より大きい80キロ近いものを余裕で運びます。
活動期間も重量級に比べて長めです。

100キロを超える重量級荷揚げ屋はパワーはありますが、その体重のせいで、足や腰に負担がかかって怪我に泣くことが多いです。

しかし、軽量級はむしろ下半身が強く、なかなか怪我をしないと言われています。

50歳超えても元気でやっている人はだいたい軽量級でした。

ある意味、真の怪物は軽量級荷揚げ屋かもしれません・・・。
僕の2番目の会社で一人、凄い人がいました・・・。

150センチ 65キロですが、僕より何倍も力が強い人でした。
(ちなみに当時の僕は176センチ、90キロくらい)

ボードは常に6枚持ちで、狭い所や階段などスイスイ進んで行ってました。
(当時僕は4枚が限界でした)

彼と一緒だとだいたいいつも早く終わりました。

何しろ約3時間で、僕の2倍は運びますからねぇ・・・。

筋力もすごいですが、何より凄いのは体力!
1日に何現場も回っていました!

昼も夜もお構いなし!
前に話した月給ランキングで、よく1位を取っていました。

まさにミスター荷揚げ屋って感じの人でした。
しかもたまにメシおごってくれたり・・・。

すっげえいい人! 心技体そろったナイスガイでした!

聞いた話ですがその人、月曜の朝から木曜の夜まで家に帰らず、ほぼぶっ通しで現場周りをしたことがあるそうです。(トータル13現場)
いったいどういう体の作りをしているのか・・・。

僕も3日間、寝ずに漫画を描いたことがありますが・・・
寝ずに荷揚げは絶対無理っす! 死にまっす!

以前、夜勤が続き、2日寝ないで働いたことがありましたが、明け方倒れました。
40時間ほど起きてると、意識が急になくなりました。

危なかったっす・・・

良い子も悪い子も真似しちゃダメっす!
人間は寝るものです! 無理をせず、寝るときは寝ましょう!

荷揚げをやっていると、夜勤も進められるので、ついつい行っちゃいがちです。
夜はお金いいですからね。

そしてそのまま朝からまた仕事・・・。
自己管理との戦いでもあります。

無理して下手して大怪我でもしたら、しばらく稼げなくなりますからね・・・。
気を付けましょう!

 

 

以上を持ちまして、荷揚げについてを完結させていただきます。
しかし・・・、荷揚げの話はまだ続きます。

 

2015年4月

僕は現場で大怪我をし、右足に障害を負いました。

(現在は普通に歩けるくらいに回復しました)

 

そこで、僕の荷揚げは終わりました・・・。

会社の裏切り・保障問題・リハビリ・労働裁判。

 

 

すべて解決した後、僕が荷揚げを始めてから怪我をして引退。そして裁判の結果まですべて正直に話そうと思っています。

かなり長くなりそうですが、できるだけわかりやすく簡潔に書くつもりです。

裁判が終わったら、改めて書こうと思います。

 

 

 

それでは、失礼します。

ありがとうございました。

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