葵ワーキング

荷揚げについて4(ボード編)

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こんにちは 葵山優一です。

ここまででだいたい荷揚げの内容の事は語りました。

そこで今回は荷揚げ屋が運ぶもの。
主にボードについて説明と思います。

 

そもそもボードとはなんぞや?

ボードはおそらく、荷揚げ屋が生涯で一番多く運ぶものです。

わかりやすく身近で別のものでたとえると・・・

畳(タタミ)・・・ですかね。

畳を運んでいる姿を思い浮かべてみてください。

お姫様抱っこのように抱えたり、背中に背負ったり。

おそらくそれが、荷揚げ屋のオーソドックスな姿です。

種類、サイズ、重さはだいたいこんな感じです。
(「タイガーボート」と検索すれば出てきます)

タイガーボード
9.5mm 3×6(910mm×1,820mm) 10.9kg
12.5mm 3×6(910mm×1,820mm) 14.1k

強化せっこうボード
15mm 3×6(910mm×1,820mm) 19.4kg
21mm 2×6(606mm×1,820mm) 18.1k

スーパーハード
9.5mm 3×6(910mm×1,820mm) 19.2kg
12.5mm 3×6(910mm×1,820mm) 25.2kg

 

他にも耐水用・床用パーチ・化粧板(高級)など、種類はいくつかあります。
一番多く扱うのが12.5mmのタイガーボードだと思われます。

一番上の9ミリは6枚、他は4枚以上持つのが荷揚げ屋暗黙のルールです。

それ以下だと高確率で怒られます。特に先輩に・・・。

つまり最低でも、60キロは持たなくてはいけないという事です。

 

ちなみに奇数では持てません。

なぜならボードには表面があり、それを傷つけてはいけないからです。
故に表同士を合わせて運びます。だから偶数でしか運べません。

そういうわけですので2枚、4枚、6枚、8枚と、ボードを持つ枚数で荷揚げ屋のパワーレベルがわかります。

2枚で許されるのは初日だけ、あとは4枚で1日通さなくてはいけません。

4枚で最低レベル、6枚は上級者、8枚は・・・もはや怪物といった感じです。
(どのボードにも4枚と,6枚に壁があります)

僕はかつて12枚持って運ぶ化け物を見たことがあります・・・。
しかも一番重いスーパーハード(1枚約20キロ)を・・・

世の中にはもっとすごい人もいるんでしょうね・・・。

ボードについて説明してきましたが、他にも運ぶものはあります。
ぶっちゃけ、種類はそんなに多くないので、簡単に説明します。

 

セメント袋

25キロ~30キロ
セメントの粉が入っています。
袋が紙なので丁重に運ばないと破れたりします。
大きさはだいたいボストンバックくらい。
肩に担いで持ちます。最低二つ以上。

長物

重さ ひとくくりだいたい20キロ前後
天井の骨組みに使います。
その名の通り、長いです。2メートル以上あります。
肩に担いだり、モンハンのヘビィボウガンみたいに持って歩きます。
(知らない方 すみません 検索してください)

タイル箱

壁や床などに使うタイルというカードほどの大きさの石がたくさん入っています。
重さ 22キロ~30キロ
大きさはバスケットボールの箱くらい。
小さくて持ちづらいので、1箱でも許されます。
モンハンで卵や砲弾などを運ぶ感じです。
(知らない方 すみません 検索してください)

サッシ

マンションやビルなどで使う、いわゆる手すりです。
ベランダや廊下、屋上などに運びます。
重さは10キロ前後と、それほどでもありませんが、とても大きく、壊れやすいです。
エレベーターにも乗らないので、二人で協力して階段で運ぶことが多かったです。

大きく分けてこんな感じでしょうか。

ただ、細かい種類はボードのように多いです。
(例えば長物でも、シングル、ダブル、チャンネル、角スタなど、形状や長さ、重さ、用途などが違うものがいくつもあります)

 

それと、大きく分けるならもうひとつありますね。

 

家具

マンションなどの新居に家具を入れたりすることもあります。

それって別の業者の仕事じゃね? と思われるでしょうが・・・。

トラックで運んで来るまでが電気屋さん。
それを部屋に運ぶのが荷揚げ屋さん。
そしてそれを設置するのが職人さん。

だいたいこんな感じで分けられています。

荷揚げ屋に依頼するだけあって、冷蔵庫やキッチン、トイレの便器など重いものが多いです。あと、マンションなど、全部の部屋に入れなくてはいけません。
部屋数が多いととても大変です。(エレベーターなどないときは特に)

ホテルの全部屋に新しいテレビを運んだ時はメッチャ大変でした。

 

 

他にもあるかもしれませんが、とりあえずメインで運ぶのはだいたいこのあたりですかね。

一応、前日の連絡で明日何を運ぶのかはだいたいわかりますが、現場次第では物も量も結構変更されることがあります。

場合によっては運ぶ量が倍になったり、ほかの業者と争いになったり・・・(どっちがエレベーターを使うか、など)

 

まさに毎日がアドベンチャー!!

(それはもういい)

 

以上、少々横道にそれましたが、ボードについてでした。

次回は荷揚げをする人の話をしようと思います。

 

どうもありがとうございました。

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